今回、一植徹底〜観葉植物編 フィカス 第3回は「アムステルダムキング」です。
『フィカス・アムステルダムキング』は、淡いグリーンの細長い葉っぱをしています。
一見するとクヌギやナラの葉の様な見かけですが、クワ科フィカス属のゴムの木の仲間植物です。
通称「アムス」と呼ばれ非常に丈夫なことで有名で、葉落ちも少なく虫もつきにくいので初心者向きだと思います。
『フィカス・アムステルダムキング』は、観葉植物の中では大型の植物の部類に入ります。
150cm~200cmを超えるサイズになってくると存在感抜群で、1本あるだけで十分に見ごたえがあります。
通常の部屋の照明や、もう少し暗い所に置いても成長が出来る耐陰性があり、そのような点でも育てやすい観葉植物だと言われています。
【日当たり】 『フィカス・アムステルダムキング』は、耐陰性があり、他の植物と比べ暗い場所でも育てることが出来ます。 気温の高い時期は屋外で管理する事も可能ですが、真夏の強い日差しは、葉焼けを起こしてしまいますので、半日陰の場所か屋内にで育てましょう。 基本は窓から入るカーテン、ブラインド越しの光。明るい照明。 日照不足になると葉の色が悪くなってしまったりします。 ※植物によって耐陰性(暗い場所で育つかどうか)の有無はありますが、全ての植物は、屋内の明るい場所で育てた方が上手に育ちます。 【温度】 『フィカス・アムステルダムキング』は、室内向けの観葉植物です。 寒さに弱く、最低10℃の環境で育ててあげてください。冬場はリビングなど暖かい部屋に置いてあげましょう。
夏場は強い紫外線によって葉焼けを起こす可能性がありますので注意しましょう! 特に真夏や真冬に屋外に出すと、ダメージが大きく1日で植物が瀕死のダメージを受ける可能性があります。
【水やり】
『フィカス・アムステルダムキング』は、他の植物に比べて水をたっぷり吸います。
特に大型化したアムスは、あっと言う間に土が乾いてしまうほどに水を沢山必要とします。
春先から夏場にかけては水枯れを起こして植物を傷めてしまうことがありますので、常に気に掛ける様にしてあげましょう。
春や秋は土が乾いてから、夏は表土が乾き始めたらたっぷりと水をあげましょう。 (鉢底から少し水が出るくらいがポイント) 冬は、水やりを控えめにするのがポイントです。目安は、表土が乾いてから2〜3日後です。 また、空気が乾燥しているときは、葉の表裏にスプレーで水を吹き付けて、霧吹きをすると防虫効果もあり、観葉植物が上手に育ちます。
【置き場所】 『フィカス・アムステルダムキング』は耐陰性がありますが、極端に暗い場所で育てると、葉の色が悪くなったり、落とす事があります。 また空気の循環がしない場所等もうまく育てる事が難しいです。
植物の様子をみながら置き場所を選んで見ましょう。